どうも、熱量恋愛講師のゴンゲです
さていきなり本題なのですが、先日僕が定期開催しているモテ個別面談に、こんな相談者様が訪問されました。
相談者:ゴンゲさん、助けてください。もう自分は今年で40歳なのですが、これまで女性と交際した経験はゼロ。自力で頑張って街コン、相席屋に積極的に参加しているのですが、女性にバカにされたり食事をおごらされてばかりで全くうまくいきません。
ゴンゲ:おぅ、それはお辛いですね。ちなみに今まではどなたかに恋愛のアドバイスを貰ったり、セミナーに行かれたことはありますか?
相談者:あります。ゴンゲさんに相談する以前にも某婚活スクールや個人運営の女性恋愛アドバイザーに師事したことがあるのですが、まるっきり上手く行きませんでした。
ゴンゲ:へー、どんな事を教わったんですか?
相談者:服装のコーディネートや、女性とのメッセージの仕方などです。今日も実はその時コーディネートしてもらった服で来ました。
ゴンゲ:え!これですか!(ゴンゲ絶句・・・)
※その相談者様の格好はいかにもユニクロで買いましたって感じの安い作りのジャケットを羽織り、ゆるッとしたストレートのチノパンを履いていました。これじゃあただの婚活おじさん・・・
ゴンゲ:それで、アドバイス通りにやっても全く成果が出てないことは先方には伝えましたか?
相談者:それが、「あなたにはきっといい人が見つかりますから諦めないで頑張ってください」とは言うもののそれ以上のアドバイスはなく、その後自然消滅的に音信不通となってしまいました。
ゴンゲ:それはヤバイですね。心中お察しします。
と、その男性は
普段の生活では女性に全く相手されず、それで藁をもすがる思いで恋愛アドバイザーに相談を求めたものの、
まったくとんちんかんなアドバイスを受けた挙句にコンサルをフェードアウトされて完全に女性に対して苦手意識を植え付けられてしまっている状態でした。
さて、この男性にとっては大変残念なことなのですがモテない男性をターゲットにした女性恋愛アドバイザーの意見は絶対に信用してはならないというのが私の持論であります。
では、なぜこれほどまでに男性向け女性恋愛アドバイザーの意見を参考にしてはならないのか?
それを本記事で、できる限りフラットな立場から解説したいと思います。
コンテンツ
▼女性恋愛アドバイザーはモテを教えられない3つの理由
事業構造上の問題
まず、1つ目の理由が
そもそもこの恋愛アドバイザーという職業にはある根本的な
事業構造上の矛盾
があります。
それは
生徒をモテさせればモテさせるほど恋愛アドバイザーは食えなくなる
という事です。
この種の職業はコンサル受講生に恋人を作らせたり結婚させたり、モテさせることを一つの指標にしているところが多いですが
いざ本当に恋人ができたり、モテるようになってしまうとその講習を卒業してしまうでのそれ以上サブスクリプションや講習の延長費用が回収できなくなってしまいます。
これは事業者として大変痛いところです。
ですから本当は、いかにもそれらしいことを言って、事業者はできる限り講習生にサロンやスクールに長居してお金を落としていってほしいと思っています。
以上の事から、そもそも恋愛アドバイザーとは「モテを親身になって教えてくれる人」である以前に「事業者」なわけですから
本当に活きたモテる方法を教えてはくれないのです。
ちなみに、唯一それに当てはまらないパターンがあります。それは講習の延長費用やサブスクリプションを徴収しない、受講期間無期限の講習です。
数か月間~数年間の指導でも生徒から受け取る金額が同じならば事業者としては早くモテるようになって卒業してくれた方がラクですよね。
それでもってその卒業生が口コミで世の中にサービスの良さを広めてもらった方が事業者としては本望なわけです。
以上が、女性恋愛アドバイザーが男性向けモテノウハウを教えられない理由の1つ目です。
性差の壁を越えられない
理由の2つ目が
もしも本当に女性恋愛アドバイザーがモテる男性になるためのノウハウを正しく教えられているのならば、
先生は生徒を異性として認識し好きになったり、ワンチャン自分の生徒に抱かれていてもおかしくないはずですよね。
でも、実際には先生本人が指導する男性の事を好きになるなんて聞いたことがない。それはつまり、モテない男性をモテる男に指導できているとは到底言えないという証拠です。
これが2つ目の理由です。
世間から非難の的となる
理由の3つ目が
逆に、もしも本当に女性恋愛アドバイザーがガチのモテるノウハウを発信してしまうと、おそらくそのアドバイザーは社会的に叩かれて炎上してしまうでしょう。
そもそも「モテる男」って社会的には非常識でズルい属性であることが多いです。
・ヤリチン
・暴力的
・不良、いかつい、ワル
・自分勝手でわがまま
生物としてのオス感があると言ってしまえば聞こえはいいですが、非常に攻撃的で野性的、非社会的な要素があるので、世間からすると非難の対象とニアリーイコールなのです。
現にモテる芸能人は浮気や不倫しまくってるし、美女が付き合っている男はや〇ざや半グレのような男性が多いですよね。
これは女性側にとっては非常に不都合な真実であると言えます。
ですから、女性恋愛アドバイザーは「非モテ男性」に向けてモテる男の真実を伝えるよりも世間体や社会的な立場を優先して、モテノウハウの上っ面の部分を伝える事しかできないというのが3つ目の理由となります。
▼女性恋愛アドバイザーは何をアドバイスしているのか?
では、女性恋愛アドバイザーはモテない男性に一体何をアドバイスしているのか気になりますよね?
「モテる方法」を教えずして一体何を教えて「恋愛アドバイザー」などと言っているんだと。
下記の図をご覧ください
これは男性のモテレベルを数値化したグラフです。
昨日僕が一生懸命パワポで作りました。
仮に
①付き合ってないのにSEXできるモテる人:レベル100
②人畜無害、友達止まりのいい人:レベル0
③なるべく関わりたくないキモい人:レベルマイナス100
とした場合、女性恋愛アドバイザーの発信するモテるためのアドバイスとは例えば
・ユニクロやGUなどの嫌われない無難な服を着ろ
・女性には優しく接しろ
・道を歩くときは道路の外側を歩け
・質問をするときは5W1Hで質問しろ
などです。
でもこれを実践したところで
レベルマイナス100のキモい人が、レベル100のモテる男のようにはなりません。
良くてせいぜい
「いい人そうではあるけど私には合わないかな」と言われてしまうただのいい人止まりの普通の人で終わってしまいます。
それは、このブログを読まれているあなたが一番よくわかっているはず。
実際に、こんなことをやったところで女の子は「○○さんになら抱かれてもいい」なんて思うはずがないのです。
このように
男にとってはただの「いい人」にしかならない箸にも棒にも掛からないアドバイスを、
女性アドバイザーは本気で「これこそがモテる男になるためのノウハウ」と吹聴しているのであります。
これが女性恋愛アドバイザーの最も厄介なトコロで、自分の発言が本当にモテないキモい男にとってはなんの役にも立っていない事に対して無自覚なんです。
女性恋愛アドバイザーはレベルマイナス100のキモくてモテない男性が、レベル0のただのいい人になるための方法を教えていると言えます。
▼女性が考える普通の人は星野源という落とし穴
では
なぜ女性恋愛アドバイザーは「ただのいい人止まりになる方法」を「モテる方法」だと錯覚してしまっているのでしょうか?
これにもきちんとしたからくりがあります。
以下の画像をご覧ください。
数年前にtwitterやネットで話題になった「婚活女性は星野源のような男性を普通の人と捉えている」ことを説明したイラストです。
しかしぶっちゃけこの感覚、世の女性もあながち間違っていないように感じます。
要するに女性としてはレベル0の普通の男性に対して、最低でも星野源のようなスペックとルックスは持っていてほしいという願望があり、
逆に言えば
星野源のスペックとルックスに満たない男は「異性」として認識しませんよ
といっているものだと言えます。
星野源未満の男性の扱いとは即ち
・道端に落ちてる石ころ
・視界に入れるまでもない記憶に残すまでもない空気みたいな存在
・もはや空気なんだから物理的には存在しないのと一緒
くらいの感覚です。
だからこそ、ただのいい人になるだけの方法をモテるノウハウと錯覚して声高らかに発信しているわけですね。
そいう言う意味で言うと、「星野源のようなスペックとルックスを持つ男性であれば、前述したアドバイスを実行すればそりゃモテるわ!だって星野源のようなスペックとルックスがあるんだから!」となります。
以上の理由から、女性恋愛アドバイザーは自分のとんちんかんな助言を「モテるためのノウハウ」と錯覚しているというからくりです。
▼なぜそれでもモテない男性は女性恋愛アドバイザーを頼ってしまうのか?
しかし、そうなると最大の疑問が残ります。
全く役にたたない女性恋愛アドバイザーのもとに、なぜたくさんのモテない男たちが救いの手を求めて押し寄せるのか?
それは、モテない男性特有のある感情が作用しているからにほかなりません。
ズバリ
「チヤホヤされたい」
という感情です。
プライベートではすべての女性から存在しないモノとして扱われて、まともに取り合ってもらえなかった非モテ男性が唯一人間扱いしてくれる瞬間、それは
お金を払ってサービスを受けるお客様扱いされる時
だけです。
女性恋愛アドバイザー=恋愛のプロを名乗るだけあって、見た目は可愛い女性が多いのは事実です。
そんな女性にまともに人間として接してもらえる、親身になって自分の話を聞いてもらえる、チヤホヤしてもらえる。
そういった感情が無意識的に作用し、ついつい女性恋愛アドバイザーの元へ頼ってしまうのです。
純粋に「もっとモテるようになりたい」という前向きな感情が起点であったのにいつの間にか「美人の先生にチヤホヤされたい」という願望に無自覚にすり替わってしまっている。
その結果、全くモテるようになってないし何の成果も得られていないけど、美人の先生とお話しできたり人間扱いしてもらえた事に自分を納得させてやり過ごし、講習期間が切れたら先生とのやり取りは終了、自分の手元には何も残っていなかった・・・
という悲しいサイクルをが、モテない男性と女性恋愛アドバイザーの間で起こっているわけです。
▼非モテ男性に味方は誰もいないのか?
結局のところ「女性恋愛アドバイザーの実態」とは
お金儲けしたい事業者が、チヤホヤされたい非モテ男性を釣るエグい商売
という事です。
現実は非情ですね。
では、本当に心の底からモテるようになりたいと願っている男性はどうすればいいのか?一体誰を頼ればいいのか?
それは
自分の好みのタイプの女性からモテている男性に直接師事を受ける事
これ一択です。
具体的な方法は以下の通りです。
①まず自分自身がめっちゃ好みのタイプの女性を決めてください。
・20代のJD
・清楚系
・ギャル系
・大人女性
自分が一番求めている女性を決めましょう。
(モテれば誰でもいいです、なんていうのはダメですよ。相手にも失礼)
そして次に
②その女性が普段どんな男と遊んだり付き合ったりしているかをよく観察することです。
例えばインスタグラムでフォローしている男性や、一緒に遊んでいる男性はどんな人か?
または、
道行くカップルを観察し、自分がかわいいなと思う女の子の隣にはどんな男性が一緒にいるのか?
その男性こそが、あなたがこれから目指すべき男性像となります。
そして最後に、
③その男性像と同系統の恋愛講師を見つけて、その講師から直接師事を受けるです。
自分の好みの女性を既にたくさんお持ち帰りしている、実績が明確な人に直接指導を受けてフィードバックを貰ってください。
フィードバックを貰わないと自分の実力は向上しません。ですから、きちんとフィードバックを受けられる講習やコンサルを見つけて受講するのがおすすめです。
このあたりの説明は以下の記事でより詳しく解説していますので是非参考にしてみて下さい。
ということで、今回はえげつない長文の記事となりましたが、どうしても重要な事だったのでお伝えする運びとなりました。
皆さんの参考になれば幸いです。
本日は以上です。
それでは!