【新作映画レビュー】アバター ウェイ・オブ・ウォーターを観たら、親父の存在について考えさせられた

今回のブログ記事はナンパやモテ活動とは全く関係ない、ゴンゲの自己満足回です。

 

映画好きなゴンゲはたまにこうして映画のレビューをブログ記事にアップしてるので

興味ない方はどうぞブラウザバックしてください(笑)

 

ゴンゲの映画レビューが読みたいという物好きなあなたは引き続き本記事をお楽しみください~

 

▼クリスマスイブは奥さんと映画デートしてきました

どうも、熱量恋愛講師のゴンゲです。

先日のクリスマスイブは、久しぶりに奥さんと二人っきりで映画デートしてきました!

 

観に行った映画は現在上映中の

アバター ウェイ・オブ・ウォーター

結論、めちゃくちゃ面白かったです!!

というのも、映画内のメッセージで個人的にとても共感できた部分があったので、

今回はその内容を本ブログでお伝えします。

それではどうぞ!

▼最新作のアバターはとても人間臭いドラマでした

 

『アバター』という映画は皆さんご存知でしょうか?

 

この映画はなんと

世界の映画興行収入ランキング第一位(292億ドル!)

に君臨するまさしく

キングオブザワールドな映画なのですが、

 

今回観に行った

アバター ウェイオブウォーターは

その待望の続編です。

細かいストーリーはここでは割愛します。映画の本筋が気になる方は、公式HPWikipediaをご覧くださいー。

 

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以下、盛大なネタバレを含みますのでご注意ください

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この映画は

「ナヴィ」と呼ばれる青い獣の姿をした異星人が主役の話なのですが

僕はこの映画を観終わった時

「主人公は異星人なのに、逆にめっちゃ人間臭いな~!でもそういうところめっちゃわかるわ~!」

と共感せずにはいられませんでした。

 

具体的にどんなところが人間臭くて共感してしまったのかをこれからお話しします。

▼3人のダメ親父アバターたち

この作品には全部で3人の「親父」が登場します。

で、この「親父」というのが、3人とも皆どこかしら性格的に『隙』のような不完全な部分があって、それがまたなんとも憎めない人間らしい愛おしさと言うか哀愁さがあり、

思わず「やっぱそうだよな~、世代や国が違っても親父ってみんなそういうもんだよなあ」と思ってしまいました。

1人目の親父:ジェイク

ズバリ本作の主人公です。

今作では、初登場シーンから4人の子供の親父という設定です。

 

物語の序盤「父とは、何があっても家族を守るのが役目」というセリフとともに、

村の族長であり英雄というこれまで自身が築いてきた地位、名誉、権力の座を退任し、まったく見知らぬ土地へ移り住むシーンがあります。

 

見知らぬ土地に移住した先の部族には「スミマセン、わけあって今日からお世話になりやす。よろしくおねがいしやす」と身を寄せます。

 

当然、他の部族からすれば「よくわからんよそ者連中が来た!」と初めは邪見な扱いをしてきます。

それでも、ジェイクは家族に「皆に無礼のないように!」「俺たちは住まわせてもらっているんだ!」と平身低頭でいるように促します。

 

仮にも元いた部族の族長であり、前作の戦いでは英雄的な活躍を果たした男ですら、家族を守るためなら底辺まで身分を堕とせるその姿勢にまず心を打たれました。

まるで、景気が良かったときは港区のタワマン豪邸に住んでいたのに、自社の経営が悪化して倒産した途端、揃って6畳一間のボロアパートに移り住んで、ご近所にも肩身狭い思いして生きる「ザ・ノンフィクション」に出てきそうな波乱万丈な一家を見ているようで、とても感傷的な気持ちになりました。

 

ですが、そんなジェイクにも不完全なところがあります。

1つは「何より最優先で家族を守る」と言いながらも、実際は4人の子供のうちの1人(長男)を戦いから守り切れずに死なせてしまいます。

 

すべての行動の起点となっていた

「何よりも家族を守る!」

と言いながらも、

 

結局はそれを完遂出来てないところが

「有言実行ってそんな簡単じゃないよなー、主人公補正も期待できないよな😢現実って非情だよな」

と思ってしまいました。

 

そして2つ目は、

子供への教育が抑圧的であることです。

 

子供への説教の仕方も

「危ないから戦いには参加するな!」

「いいから父さんの言う事を聞け!」

「家族の恥さらしめ!」

「もういい(お前には何も期待していない)」

 

と、割と子供を子供扱いするというか、一人の対等の人間として尊重する姿勢ではない態度でした。

かの有名なアドラー心理学では「コドモ扱いや親の論理で決めつける子育てはだめ」と言わるような教育方針なんですね。

 

そうやって子供をコドモ扱いするから、子供は親の信頼を必死で勝ち取ろうと余計に無茶をやってしてしまったんやないかな~と個人的に思ってしまいました。

うーん、実に人間臭いです・・・

2人目の親父:トノワリ

今作からのキャラクターで、主人公ジェイクが新天地として移り住む部族の族長です。

 

このトノワリは、部族の族長でありながら、実は作中で一回も族長としての指揮や命令をしていないんですね。

というか、表向きには命令しているように見えて、実は必ず最後に奥さんの顔色を伺って、OKのサインを受け取ってから意思決定をする描写があるんです。

 

ジェイクを族に迎え入れる時や、人間に戦いを仕掛けに行くとか、何か大きな決断をする際には必ず奥さんをチラ見して、奥さんの眼が頷くのを確認してからOKを出していました。

 

これもめっちゃわかる!!!

 

なんやかんや言って、旦那の行動や決断って実は裏で奥さんが実権を握っているとか、黒幕は嫁の一存っていうのはあるあるやなと。

これまた、実に人間臭いです・・・

 

3人目の親父:クオリッチ大佐

前作、今作の悪役です。

ゴリゴリの軍人上がりの海兵で、自分の手柄と部下の復讐に燃える執念深い敵役として描かれています。

 

実は自分に人間の子供がいるとわかり、物語の終盤その子供が殺されそうになると思わず、復讐の絶好のチャンスをみすみす逃してしまうシーンがあります。

 

これまた、自分の息子に何の興味も関心もない自分の野心にしか興味のなかったダメダメな親父であるように見せて、

土壇場では子供の身を案じてしまったこれまで軍人として好き勝手放題生きてきたけど、

急に息子の存在を知り徐々に父性が芽生えて、でもそれを自分では認めたくない、自分の思いに素直になれない、

軸がブレている事を受け止めきれないでいる人間臭い弱さがあるキャラクターでした。

 

と、このように劇中には3人の「親父」が登場しますが

皆どこか性格的に隙があって、不完全で人間らしい部分が非常に共感できるポイントでした。

▼アバター同様ゴンゲも「親父」を勉強中

なぜ私がこれほど今作に「親父」の部分で強く共感をしたのか

それは、

まさに私自身も今現在絶賛子育て中の親父だからにほかなりません。

詳しくは、こちらの記事をどうぞ

100人斬りした恋愛講師が子供の教育方針について真剣に語りたいと思う

 

私自身が何より、父親業を勉強中なのであります。

そして、どういう親父が理想なのかを手探りで毎日格闘しています。

 

例えば

一家団欒よりも仕事を優先すべきなんじゃないのか?

当然仕事を優先するのは家族を食わせなきゃいけないから当たり前のことだ

でも一家団欒のない金だけ家に入れてる家族が幸せそうに見えないのはなぜだ

となるとやはり一家団欒は必要だ

でもそうなると家族の絆があっても貧乏を強いる生活を家族に背負わせるのは親父の役割として失格なのではないか・・・

 

とか

 

子供にはどんな人間になってほしいか?

例えば自分で物事の価値や判断を考えられるようになってほしいけど、そもそも自分で考えるようにさせるには

考える事が好き、考えることが楽しいと思わせる脳みそを作らなきゃいけないけど

その脳みそってどうやって作るんだろう

その脳みそを作るまでは親の強制で良いのだろうか・・・

 

と答えのない問を無限ループしながら日々葛藤しています。

 

でも、それでいいと思うんです。

 

逆に、今の自分に親父としての真理がわかったらおかしい。

 

学生時代の部活の指導経験や、会社のマネジメントなど過去の似たような経験則から予想を立てる事はできるけど

「子育て」はやったことないのだから、やる前から100%理解しきるなんて事はあり得ない。

 

子育てを悩みながら、確かめながら、試しながら親父になっていく。試したことは都度、記憶し足跡を残していく。それが経験値になっていく。

未経験の事柄に悩みや不安を抱いたり、恐れなくていい。

 

そんな風に思っています。

▼経験値からしか悩みを取り除く事はできない

結局

未知の体験や、新しい事を学びたいと思ったとき、

「上手くできなかったらどうしよう・・・」

という悩みって死ぬほどどうでもいい悩みなんですよね。

 

だって、その悩みって

経験値からでしか完全に取り除く事はできないです。

初めてやることを、やる前から100%の自信を手に入れる事なんて論理的に不可能ですよね。

 

となると、

恐れに屈してチャレンジせずなんの経験値すら手に入らなかった

というのが想定しうる最悪の状態ですよね。

ただ、時間を浪費しただけっていう。

 

でも、それじゃあもったいないです。

 

せっかく自分が「やってみたいな」と思う分野が見つかったのなら

「思い切ってとことんやってみる」というのがおすすめです。

 

金と時間を惜しんで中途半端に頑張ったところで、成果が出るわけないです。

 

中途半端にやるくらいなら、最初からやらない方がいい。

 

最初からやらない方が時間も金も失ってないんだからまだマシ。

 

中途半端にやることは、何もやらなかった時よりもたちが悪いってことです。

 

だったら、思い切ってやるしか残されていませんよね。

思い切ってやるか、最初から何もしないかの2択

極端ですが、僕はそう思っています。

 

 

読者の皆さんも、2023年は是非自分のチャレンジを思い切ってとことんやってみる年にしてください。

本日は以上です。

それでは。